現代版七つの大罪
現代版の七つの大罪について
その前に
GW頃からアマゾンにUPされていたので再視聴しました。
この物語では「賢者の石」「錬金術」「ホムンクルス」「真理の扉」等のキーワードがありますが、注目したのは「ホムンクルス」です。
ホムンクルスは人体錬成に失敗して生まれた設定の初期作品と、フラスコの中の小人が生み出した後期作品とあります。共通するのは殺してもゾンビのように何度でも復活する厄介さと特殊な攻撃力をもった人造人間で、傲慢、色欲、暴食、嫉妬、強欲、怠惰、憤怒というキリスト教（カトリック？）でいう「七つの大罪」が振り分けられ７体存在します。「七つの大罪」といえば、鈴木央が少年マガジンでヒーロー役の設定で描いていますが、七つの大罪とは裏を返せば人間のポテンシャルを最大限発揮させる武器という点でナイスな目の付け所と思います。
現代版七つの大罪について
ウィキペディアから引用すると
七つの社会的罪
理念なき政治（Politics without Principle）
労働なき富（Wealth without Work）
良心なき快楽（Pleasure without Conscience）
人格なき学識（Knowledge without Character）
道徳なき商業（Commerce without Morality）
人間性なき科学（Science without Humanity）
献身なき信仰（Worship without Sacrifice）
- 理念なき政治：今更感ですが理念を目的と置き換えると分かりやすいと思います。トランプ大統領は目的が明確でそのための政治を行おうとしています。民衆が望む政治を行って結果もついてきて、「俺の手柄」と威張って何か文句ありますかっていう感じです。残念ながら日本の与党であっても目的がとっ散らかっています。その中で安倍首相を中心とした勢力は最優先目的と長期目的を複合させて頑張っていると思います。野党なんか酷いものです。維新が正体を現してきましたが、あいつらの目的は何だろうと探っていくと、いくつか良いことは言っててもそれは餌と捉えると、都構想のデメリットや北海道独立化による日本分断が目的かと疑いたくなることや、教育事業も裏で利権を吸う構造が見え隠れし、真の目的が隠されている本質に気づけます。他の野党はもうどうにも話にもならないので略します。応援できる先生はいますが。
- 労働なき富：ウォール街、深センなどヘッジファンドやマネロン軍団そのもの。また、活動家やそれに類する寄生虫、なんちゃら団体も当てはまる気がします。
- 良心なき快楽：まっとうな変態の快楽は断じて許されると思います。妄想やエロは社会や文化の活力源であると思います。良心なき快楽とは相手を思いやれない自己中を相手に押し付ける行為や強姦などの犯罪行為です。何が楽しいのかさっぱり分からないのが痴漢や下着ドロで、覗きはちょっと分かる気がします。異性に触るのは同意の上なら触らないと叱られますし熟練の技も磨けます。下着ドロは欲しけりゃ買えば誰にも文句言われないのにと思います。着用済みじゃなければ駄目となるとそういう方は異世界に行ってくださいとしか言えません。
- 人格なき学識：わんさかいそうです。学識を悪用したり捻じ曲げたりしている輩が。まず筆頭が地震学者続いて政治学者でしょうか。山口某は爬虫類とはよく言ったものだと感心しています。人格の欠片も感じません。
- 道徳なき商業：これもわんさかてんこ盛りでしょう。道徳ある方が珍しい。真っ先に浮かぶのがメガバンク、マスゴミってところでしょうか。中国の商業に道徳を求めるのは酷でしょうか？そうそうソフトバンク大丈夫ですか？
- 人間性なき科学：鋼の錬金術を観ると思い知る気がします。医学において顕著しょう。現代科学は既にキメラを作る技術を持っています。AI技術も人間性がなければそれはSF大戦の世界観です。人類の最大の危機を有するものは科学かもしれません。
- 献身なき信仰：修行不足ですね。正直これは意味がよく分かりません。献身って自覚した時点で変なものの考え方のような気がします。自然にふるまう行為ではないでしょうか。「神は我のうちにあり」私はこれで十分です。宗教や信仰に縛られている方々を気の毒に思います。
