映画空母いぶきを観てきました
今日劇場が公開され早速観に行ってきました。ポスターが大きすぎてはみ出てしまいました。（パノラマ機能は使ったことありません）
＜結論＞
近未来に起きるかもしれない日本への他国により侵略にどう立ち向かうのか？平和とは何か？日本がどういう意思を示すべきかというテーマに向き合った大作です。ここいらが精いっぱいではないでしょうか。私は楽しめましたので及第点です。
内閣総理大臣役佐藤浩市の発言で炎上していましたが、観れば分かります。彼は真摯に役を演じ切っていたと思います。批判的なコメントで「観ない」とか言っていた連中には是非その目で確認していただきたいと思います。関係者も炎上した件に悔しい思いをしたのではないでしょうか？捏造やフェイク報道に惑わされれ一次ソースを確認もせず踊らされるのはいい加減にしてもらいたいと思います。
＜感想＞
ざっくり言うと無理くり収めたたなという感じはあります。大画面で実写（CGでも)版の艦艇や戦闘機がドンパチやらかすのだから迫力あります。原作が進行形でスケールが大きすぎ、仮想敵国を中国として制作できるわけもなく、ラストもあっけなさすぎですが、これ以上に突っ込んで作るのは難しいだろうと思いました。原作ファンの一人として劇場版空母いぶきは及第点と思います。もっととかそうじゃないだろうとかあると思いますが、ここから先はアニメ版の登場を待ちたいと思います。
＜突っ込みどころ＞※ネタばれ注意
- 内閣総理大臣も官房長官もブルーリボンをつけていないのは不満でした。
- 艦艇に旭日旗はありませんでした。戦闘機脱出カプセルに旭日旗っぽいのは？
- 敵の姿は冒頭の漁船団を除いて戦闘機乗りただ一人で無言の敵と戦う羽目になっています。
- ラストがあっけなさすぎ．．．（上演時間から逆算して途中で覚悟）
- 敵の旗のデザインがしょぼすぎて弱そう。
- 本田翼の役どころは実況を伝えること。でもコンビニと関連させる意図はなかったのかなぁ。
- そのコンビニの店長さん中井貴一にもっと物語本篇との関りが欲しかったな。
- 軍オタからは厳しい意見が出るでしょう。護衛艦の丸焼けシーンなどはちょっと引きましたし、ステルス戦闘機のドックファイトも厳しいです。
- 陸自の出番がありませんでした。
＜評価する点＞
- 日本は戦争を現憲法では放棄していて、これまで防衛出動命令は出されたことがありません。本作ではこれを出しました。今現在いざ侵略されたらこれを安倍首相であっても厳しい決断になるでしょう。これが最初のハードルとみていました。ここを一番評価しています。シン・ゴジラとは訳が違います。（害虫駆除？）
- 原作もそうですが戦争ではなくあくまで局地戦に限定した方向性に間違いはないと思います。自衛隊にとってはまこと酷ですが専守防衛という縛りに向き合っています。
- 戦争（戦闘）で１００：０では禍根が残る。５０：５０のイーブンで終結させて後は政治に委ねるというのが現実的かと思います。
- 政治家が自衛隊を信頼するくだりがあったのは良かったです。（もっと欲しかったのは正直なところ）
- 本田翼の相手役小倉久寛がいい味出していてほっこりしました。
- やっぱり斉藤由貴は綺麗で嬉しかったです。
＜謎＞
＜まとめ＞
次回というか今後このような近未来的な軍は登場するものは、防衛省、自衛隊の協力は不可欠と思いました。自衛隊は喜んで協力してくれたはずと思います。
